ろくよんの食べログ

シス・カンパニー公演「ベッジ・パードン」へ行ってきました。三谷幸喜生誕５０周年スペシャル「三谷幸喜大感謝祭」の舞台第３弾となります。同じプロジェクトをやってる同僚に今日は「ベッジ・パードン」行くので早く帰るよ♪と言ったら、何気に先週観てきたそうで先を越されていました。

チケットは「チケットぴあ」最速抽選で早々とゲット。席は右よりですが前目ということで、目の悪い私でも表情まで観ることが出来そうです。客層は年齢高めで女性率が高いですね。お一人様も多いようです。

夏目漱石の英国留学中の物語です。ロンドンの滞在中に精神を病んだらしいのですが、そこで残した文章に度々登場するベッジ・パードンなる人物に着目した内容になっています。ベッジ・パードンなる下宿先の使用人を演じるのは大好きな深津絵里。夏目漱石には、新作現代劇は初めてとなる野村萬斉。大泉洋、浦井健治、浅野和之が脇を固めます。

１５分の休憩を挟んで３時間。う～む、仕事帰りということもあり少し眠くなりました。まあ面白いんですけどね。そんなに数を観ている訳ではありませんが、三谷幸喜作品としてはそんなに面白いストーリーではなかったように感じます。「国民の映画」のような盛り上がりもないように感じられました。

とは言え、深津絵里を観に行ったので大満足です。と言うか他のキャストも素晴らしかった。大泉洋とかはTVでも観てるのでそれなりに面白かったのですが、浅野和之の怪演は大笑いできました。６億あったら、もっとキャストを増やせたんでしょうね。