ろくよんの食べログ

久しぶりに元日に初詣へ行って来ました。１８時過ぎでしたが、３０分強の行列で参拝出来ました。何をお願いしたかは・・・秘密♪
※雷門の撮影はお連れのお子様。

初詣の前に、豊洲ユナイテッドシネマで初映画を。お連れ様より、「アバター」というリクエストもありましたが、諸事情とマイチョイスで「カールじいさんの空飛ぶ家」にさせて頂きました。お子様が一緒だったので合わせた訳ではなく、自分で観たかったので。元日なのに（だから？）満員。

（ネタバレ有り）

本編が始まったと思ったら（終るまで気がつかなかったんですが）、同時上映の短編アニメーション「晴れときどきくもり」でした。こうのとりのお話ですが、秀作！雲の上での展開は、本当の本編のために作られたのかとも思える絶妙のカップリング。

さて、本編ですがプロローグが素晴らしい。カールじいさんと後に妻となるエリーの幼少時代の出会いから始まります。その後、結婚から一緒に年を重ねていく日々を、ＢＧＭのみで、フラッシュバックも用いて表現していきます。そして、妻に旅立たれ、一人での単調な生活が始まる・・・内容が解っていてもうるうる。大切な人への愛情という部分で、少しでも気持ちを重ねることが出来た人にはヒットします。

少年と出会い空飛ぶ家で旅に出てからは、はちゃめちゃな内容で、間延びしそうな予感もありましたが（実際間延び感が有りますが）、結構笑いどころがあります。後半の泣き所からは、新たな人生の旅立ち・少年との愛情で一気に盛り上がります。３ＤＣＧは見慣れているせいか、映像的にもＰＩＸＡＲの鼻につく凄いだろという感じはなくキレイに作られています。個人的にはＰＩＸＥＲで一番好きな作品かも。

家族連れで来ている方が結構いましたが、途中からぐずってる小さい子供が気になりました。連れのお子様はそこそこ大きいので、そこそこ楽しみながらも、「風船で家が飛ぶわけないし」と正しい突込みを入れてました。むしろ、大人向けの映画かな。（☆４．５）