アルカナイズ(修善寺)②2010/06/06 21:32

オーベルジュということで、お食事も期待しております。ディナーコースは、地元産の食材に拘った「La terre izu 伊豆の大地」と、高級食材も取り入れた「arcana 神秘」の2種類。プランに組み込まれているのは、前者ですが、追加料金で後者に変更。全長13mのカウンター。目の前で料理が創られていきます。

●トリュフ卵
毛蟹・サマートリュフ・軽い卵。メレンゲのように泡立てた卵の口当たりが優しく、味のバランスが良いです。香りも良く、食欲を促進させる一皿。パンは、トマトソースで頂きます。

神秘@アルカナイズ①

神秘@アルカナイズ②

●森
スモークの香る小鳩胸肉と潰したフォアグラ、イタリア産アスパラガスのロティと茸のファルシ。スモークが良い感じに効いています。詰め物が美味しいのか、そのものが美味しいのか、茸が美味しい。

神秘@アルカナイズ③

●大自然・伊豆の輝き
チュミエール・アルカナ・イズ スペシャリテの一皿で、60種類の伊豆の野菜が使われています。野菜は文句なしですが、ドレッシングが数種類添えられ、時々感じられる酸味が絶妙。鯛とトリュフが添えられているのも、心憎い。

神秘@アルカナイズ④

そしてお皿は中敷があり、底にはこんな演出が・・・。地元の土。

神秘@アルカナイズ⑤

●神秘的な贈り物
ブルターニュ産オマール海老のスケルトンの包み焼き地中海風リゾットの付け合せ、海老味噌ソース。ソースは別カップで、まずはそのまま頂き、途中からリゾットにかけて頂きました。オマールにレア感が残っていれば最高なんですが・・・惜しい。

神秘@アルカナイズ⑥

神秘@アルカナイズ⑦

●ミネラル 磯と地
アイナメにういきょうのエミュルション、鮑を詰めた花ズッキーニのクロッカン。お魚も美味しく焼かれています。お連れ様は、前のお皿でゴールが危ぶまれたので、ここからポーションを少なめに。

神秘@アルカナイズ⑧

●滋味深い味わい お肉料理(4種類から選べます)
シャラン鴨、赤葡萄ジュースのソースと菊芋のコンフィチュール添え。脂がカリカリに焼かれ、あっさりと頂けます。鴨は食べなれているので、特別感はありません。美味しいけど、伊豆牛ロースにすれば良かったかも。

神秘@アルカナイズ⑩

お連れ様の選んだ「乳飲仔牛フィレ肉、レモンの香るホウレン草と田舎風野菜、けっぱーと星葡萄のソース」。満腹さんで、半分回ってきました。肉の食後感とは思えない、さっぱりした肉質と、それに合わせた淡白な味付け。

神秘@アルカナイズ⑨

●小さなデザート 裏庭のハーブ
一口で。お口すっきり。

神秘@アルカナイズ⑫

●桃の球体。
「はなよめ桃」「桃クリーム」「すもも」を使って復元した桃、ベルベーヌの香り。お誕生ということで、お約束のサプライズ付き。すももの酸味が効いているので、満腹ながらも、最後まで美味しく完食致しました。

神秘@アルカナイズ⑬

●伊豆の香りの一口小菓子
飲物はハーブティー(カモミール)を。

神秘@アルカナイズ⑬

いや~美味しかったですね。雰囲気もあるんでしょうけど。昨年、スタッフが総入替になったそうで、以前の事は知りませんが、十分満足できる内容でした。