とく山(割烹)2011/02/04 00:41

今年の会食始めということで、どこにしようか悩みましたが西麻布の「とく山」でふぐを頂くことにしました。「とく山」はこの時期、天然のふぐが比較的良心的な価格で食べることが出来ます。「とく山」は何度か利用していますが久しぶり、そう言えば「ふぐ」をコースで頂くのも久しぶりです。楽しみ~♪

とく山1

コースは「霞(かすみ)」「粭(すくも)」「福(ふく)」の3種類。違いは「霞」を基本として、「粭」は唐揚、「福」はさらに白子が出ます。白子は何があっても食べますが、お連れ様もハラペコさんということで正月らしく「福」(23,100円)にしました。ちなみに一品料理での注文も可能。

●お通し
白菜の漬物とふぐの茶碗蒸し。子供の頃、茶碗蒸しは好きではなかったんですが、最近高級な茶碗蒸しばかり頂いて好物になりつつあるかも。体が温まります。

とく山2

●煮凍り
煮凍りですが具もたっぷりと入ってます味付けも濃すぎず、旨味が凝縮している感じ。お土産でもお持ち帰りしたい……。

とく山3

●さしみ
ふぐさしの味は繊細ですからね~。美味い!と言える繊細な舌になりたいけど、まだまだのようです。さしみの厚さは平均的かと思います。

とく山4

●白子
一人前ですか?と聞きたくなる立派な白子です。焼き目のパリッとした食感ととろ~りとした中身がなんとも。あふい(熱い)、おいひい(美味しい)。

とく山5

●唐揚
繊細なさしみと対照的に、唐揚はぷりっとした骨周りの身を美味しく食べることが出来ますね。全体的に淡白なコースの中で必須かも。

とく山6

●ちり鍋
唐揚から無口になって黙々と食しております。冬は鍋に限りますなあ。野菜を追加投入でお腹も良い感じに。

とく山7

とく山8

とく山9

●ぞうすい・香の物
ふぐはちり鍋のふぐそのものより、その後のぞうすいが好きだったりします。良いお出汁が出ています。お腹一杯ですけど3杯頂きました。

とく山10

とく山11

●甘味
花豆と黒豆を甘く煮たもの。黒豆美味しく出来上がっております。デザートですが別腹じゃなくて同じところへ入っていきます……。

とく山12

一品ごとのボリュームが結構あります。かなりお腹一杯になりました。お連れ様も完食を目指し、お酒を控えめにして頑張りましたね。残ったぞうすいを翌日の朝食で頂けたら最高なんですが……。大美味しゅうございました。また利用させて頂きます。多分、ふぐの季節に。

それはそれとして、ひれ酒がダメな感じだったんですが、少しなめさせてもらったら何か大丈夫になっていました。日本酒の耐性も少し上ってきたような。量は相変わらず飲めませんけど。