cogito(フレンチ)2010/09/24 00:20

この日は、当初女子会だったようですが、声をかけて頂きました。お店は、お連れ様のお友達の上司の方が「フランスの方も大絶賛した」と言うフレンチ「cogito」。グランドハイアット東京の近くですが、細い路地に入ってすぐのかわいい一軒家で、1階の天井はぶどうの葉に覆われています。気軽な雰囲気で食事が楽しめそう。

cogito①

cogito②

コースは4800円(前菜・主菜)から5種類あり、プリフィックスとなりますが、プラス料金のお皿が多いので、実質はアラカルトに近い感じでしょうか?多分、デザートまで食べると思いますが、とりあえずは6500円(前菜×2・主菜)で様子を見ることに。食前のドリンクに葡萄ジュース。甘すぎず、葡萄の風味が凝縮されて、かなり美味しい。

cogito③

cogito④

●うにをのせたカリフラワーのムース ニンジンのソルベとコンソメのジュレがけ
うにが、たっぷり入って入るのは嬉しい。でも、コンソメのジュレが濃いですね。一皿目としては重すぎる。ニンジンのソルベの冷たさが良いアクセントになっているんですが、全体としてはそんなに冷たい訳ではないので、もう少し押えて欲しいかも。お味やうにの風味はとても良いので、少し残念。

cogito⑤

●香ばしく焼きあげたフォアグラのポアレ バルサミコのソース クレソンサラダとクルミとレーズンのトーストを添えて。(+800円)
オーソドックスなお皿ですが、文字通り、香ばしくて美味しいです。個人的には、もう少し塩を押えて、バルサミコを利かせて欲しいとことですが、それだとインパクトが落ちるかな。ガツンとくるフレンチのお皿としては、良いのかも。

cogito⑥

●フランス産うずらのロースト 根セロリのソテー添え ドライトマトをきかせたソース(+800円)
こちらのスペシャリテはジビエらしいのですが、残念ながらシーズンには少し早い・・・。オフシーズンの定番では、「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」らしいのですが、この日は良い鶉が入っていますと言う事で、鳥好きとしては迷わず選択。なかなか、ジューシーで、美味しい鶉です。添えられた野菜も重くなく、軽い食後感。

cogito⑦

●デザートとコーヒー(追加)
イチジクのコンポートにマスカルポーネチーズのアイスクリーム(1000円)。これは好きなデザートの組合せ。お連れ様のお友達は盛合せ(1500円)を注文。比較すると、かなりお得感がありますね。お連れ様は、チーズ盛合せと食後酒で。

cogito⑨

cogito⑪

cogito⑩

cogito⑫

味付けが濃いので、ボリューム以上にお腹が埋まった感じはあります。パンを2個食べると、それなりの満腹感。ワインリストは、かなり充実しているようです。(お値段的に)かわいいボトルを選択して、そんなに飲まなかったので、一人15000円は切りましたが、好きなものをガンガン飲むと・・・(汗)。

cogito⑧

それなりに美味しかったのですが、やはり真価を発揮するのはジビエなのかなと。山田シェフがテーブルまでご挨拶に来ましたが、もうすぐ狩猟のシーズンということで、わくわくしている感じでした。鹿と鴨に力を入れてるようですので、年末あたりに鹿狙いで再訪したいと思います。

cogito⑬