カンテサンス(モダンフレンチ)2018/06/12 12:00

品川駅徒歩10分

カンテサンス1

言わずと知れたフレンチの最高峰と言われるお店ですが、やっと訪問がかないました。こちらへの訪問を熱望していた前の会社の上司夫妻を招待しての会食。シンプルな店内ですが、これくらいが落ち着きます。メニューを渡されますが、・・・あっそうだった、こちらのメニューはお楽しみということで白紙でした。アミューズから前菜が3皿、魚、肉、デザート2皿の構成です。メインダイニングは残念ながら写真撮影不可。

カンテサンス2

●トマトと甘エビのスープ
ガスパチョのようなイメージですが、甘エビの旨味もあり、意外としっかり味を感じます。

●塩とオリーブ油が主役 山羊乳のバヴァロワ(スペシャリテ)
これが一番美味しかったかな。バヴァロワですがかなり緩めの仕上げ。シンプルですが、色々と計算されて辿り着いたかたちなのかな。

●鴨のフォアグラのクレープ
四角いクレープの上に色々な具材が乗っていて、自分で巻いて頂きます。北京ダック?複雑なお味と食感。これはアミューズメント性もあって面白かった。

●鳴門のマナガツオ アオサノリのソース
肉の火入れが素晴らしいというのは知ってましたが、魚の方がよりそれが感じられるかも。さっくり焼き上げられた皮に、ふっくらしっとりとした身。文句なしです。

●芋豚の3時間ロースト ラファエルのソース
実はそこそこお腹が埋まっていて、ここで豚はきついなあ・・・と思ったんですが、脂は強くなく食べやすい。脂がないと物足らないんだけど、ジューシーなお肉は満足度高し。ぺろり。

●パイナップルのタルト
パイナップルが入った生地にココナッツクリームと鉄板の組み合わせ。生地はホロホロと崩れる焼き上げにする辺りは面白い。

●メレンゲのアイスクリーム(スペシャリテ)
ふわふわのアイスかなと思ったらメレンゲは焼き上げてから組み合わせているらしい。きめ細かく最高の口当たり。仕上げに吹きかけた海水が味を引き締めます。

何故か少量多皿だと思い込んでいたんですが、普通にお腹一杯になりました。あくまで王道、見えないところで手が込んでいる印象。お料理一皿一皿の完成度は高く減点材料がありません。サービスはやや形式的ですが慇懃無礼というわけではなく、リラックスして食事が出来ます。派手さはないので、色々食べ歩いた方の方が楽しめるレストランかな。

強いてマイナス点を挙げれば、デザートがクリーム重なりなので変化が欲しかったかも。両方外しがたい美味しさでしたが。写真が撮れなかった恨みではありませんがw、見た目がシンプルなお皿が多く、驚きは少なかったです。その分、口に入れた後の驚きが大きいんですけどね。

私自身楽しめましたが、招待した方に喜んでもらえたのが一番良かったです。写真がないので、久しぶりにちゃんと感想を書いてしまったw。

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