祇園MAVO(フレンチ) ― 2016/05/14 00:00
都をどりの京都2016⑦
祇園徒歩9分
なかなかの隠れ家感。店内は広々としていて、くつろげます。お店のコンセプトによるところもありますが、お客様は私以外全て女性。お茶の先生か何かですかと警戒されるw。
コースは6000円一本。一皿毎に合わせたお茶を出してくれるテイスティングコース(4500円)があるのが特徴で、もちろん注文します。お酒を飲まない私には嬉しい。12時15分一斉スタートです。
いきなり抹茶。蕗の薹のクロッカンと。
まずはウェルカムティーとして、フルーツの発砲茶。個性的。
始まりはたまご/春。女性受けしそうなやさしいお味。
赤穂坂越牡蠣。あれ、カツレツのようなお料理で結構なボリューム。
アスパラガス3テクスチャ。一皿で3種類のアスパラの食感が楽しめるお皿。
季節の狭間/初鰹と新玉葱
天然スズキソース・シベェ。お魚ですが、濃厚なソース。
リセット。
京丹後牛/浄化。浄化と言うのは、京都のお寺から頂いたまつぼっくりなどで香りをつけているそうで、大きなお肉を鍋ごと見せてくれるパフォーマンス付き。香りとお味は良かったけど、いちぼにしては固かったかな。。。
フランボワーズのオペラ。桜餅イメージですが、良い出来です。
cafeホンジュラス単一品種熟成珈琲50℃。
抹茶のフィナンシェ。ボリュームは適度ですね。調子が悪いので心配でしたが、問題なく完食。
お料理は、CPも考えてるとまずまずという印象。やはり、お茶のセットが合って楽しめるお店かと。最初の発砲茶以外は、あくまでお茶ベースにスパイスなどで特徴を出してます。なかなかある試みではないので、これがベストかと言われると何とも言えませんが、今後の可能性も感じられます。建仁寺の仕出しとかも行ったそうで、こういう文化の広がりは貴重だと思います。
時間はたっぷり2時間半かかりましたが、マダムが適度に話しかけてくれて、スタッフの対応も良く、そんなに長くは感じませんでした。何に価値を感じるかで、お客さんを選ぶお店かなと思いますが、頑張って欲しいお店です。
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