♪サロメ@新国立劇場2012/06/17 00:00

演劇「サロメ」@新国立劇場 6月16日(土)13時開演へ行ってきました。あいにくの天気でしたが、新国立劇場は初台駅直結ということで便利。

サロメ@新国立劇場1

新国立劇場は初めてになりますが、キレイで良いですね。こちらで行われた演目で使用された衣装が展示されていたりして、広々としています。

以下、ネタバレ注意!
(というほどのことは書いてないけど・・・。)

サロメ@新国立劇場2

「サロメ」が行われるのは中劇場。真ん中くらい下手の席で微妙だなと思いましたが、9列目までは舞台の一部として使われているので実質的には10列目が最前列。奥の舞台を取り囲むオーケストラスペース?がそのまま堀のような形で使われ、更にその手前に演技者一人が動ける程度のスペースがあります。なかなか凝った美術で、衣装は現代的なデザイン。(※ロビーに舞台の模型がありました)

サロメ@新国立劇場3

「サロメ」は多分読んでるんですが、物語よりビアズリーの挿絵が強く印象に残っています。まあ、シンプルなストーリーなので前情報はなくても大丈夫でしょう。

多部未華子目的です。舞台経験が少なく2年ぶりということで、まだまだこれからに期待という印象ですが相変わらず個性は光っています。先入観として持っていた「サロメ」のイメージと違った新解釈を狙ったようですが、これはこれで有りかなと。ユダヤの王・奥田瑛二は安定感がありますが、サロメの母・麻美れいのきびきびとした演技が光っていました。隣の席の方がいちいち反応してたw。
休憩なしの1時間40分とやや短めの舞台。元々長い話でもいないので、こんなものかと思いますが凄く観やすい劇場なので、もっと長丁場でも良かったw。