草喰なかひがし(和食) ― 2011/09/26 00:00
初秋の京都③
「いつもありがとうございます。」とご挨拶されたものの何気に2年ぶりだったりします。何回か電話はしているものの予約が取れなかったのですが・・・。この日は何気に京都へ行こうかなあ~という思い立って、1週間前に電話をしたら予約が取れてしまいました。8400円のコースです。
●八寸
いつも手が込んでいてキレイですね。中秋の名月をイメージ。左から網ほおづきに初卵、燻製したさんまとくるみ、白いちぢくと枝豆、きびなご、島おくらに醍醐、きぬかつぎ、茗荷と刃物押し寿司、トウモロコシの寒天かな。
●お椀
茄子のお椀。白味噌と赤味噌の合わせですが、京都らしい優しいお味に落ち着いています。
●焼き物・魚
風干しの鮎。昨年のうるかを使用して焼いているらしい。万願寺唐辛子にトマトのピュレはそのままでも一緒に食べても良し。
●お造り
お約束の鯉ですが夏と秋のはざまの野草が盛りだくさん。醤油は乾燥したものとムース丈のもの。大根おろしはソルベ状。組合せで色々な味が楽しめます。
●炊き合わせ
蓮根の穴には小豆を詰めて見通しを悪くしているそうですw。さつま芋と賀茂茄子、とろっとした芋茎が良いですね。全体的に柔らかい炊けてます。
ここでお約束のアルデンテなお米を一口。
●焼き物・肉
こちらも定番の鴨。付け合せのズッキーニは初めてかな。薬味としてはオレンジを使用します。鴨とフルーツを使った甘いソースも合いますからね。
●酢の物
茗荷ときゅうりでさっぱり。
●お食事
なかひがしさんでは白いお米がメインディッシュです。ご飯のお供はめざしと小鉢×2と香の物。夕食は早めに取る予定なので、お代りは辞めておきます。
だけど、おこげは頂きます。パリパリなので「パリいかがですか?」と駄じゃれで促されます。塩と山椒オイルで。あっ!写真を撮り忘れたと思ったら「ニューヨークいかがですか?」ということで頂くことに。おこげに出汁をかけて頂くのですが・・・入浴ですかw。
●水菓子
みかんのゼリーにバジルソース。
やはり、雰囲気のある銀閣寺道にあるこちらで頂く昼食は最高ですね。次はいつになるのかなあ~。10月末にアラン・デュカスでイベントがあるようですが、どうしようかな~と思案中。
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