日本料理晴山(割烹) ― 2011/08/25 00:00
最近、和食は一万円割烹を狙って新規開拓しているのですが、近場で良さそうなお店を見つけました。都営三田線三田駅と白金高輪駅の中間くらいでしょうか。田町駅から徒歩8分程度と書いてありますが、もう少しかかるかも。関係ありませんが、青信号で横断歩道を渡っているとお連れ様(80歳超)にクラクションを鳴らす頭のおかしい人がいました。免許取り消しにしてください。
土曜18時で直前予約出来ましたが、残りのカウンター席は既に満席。カウンター席は椅子と壁との間が狭く、少し圧迫感があります。奥のテーブル席はゆったりしているようですが、不思議な造りの空間。コースは7000円、10000円、15000円の3つですが真ん中のコースをお願いしました。
●毛蟹と糸うりの酢味噌和え
蟹の身が結構しっかりとあります。お味もジェルのソースと合わせて頂くとしっかり目。
●ゆり根しんじょうとうりのお椀
お出汁もしっかり目ですね。ゆり根の甘みが効いてます。
●煮鮑に肝ソース・雲丹と目葱
これは個性的なお皿です。底には稲庭うどんがあり残った肝ソースをあえて頂くと絶品。と思ったら、お連れ様は肝と雲丹の相性がお気に召さなかった様で……。
●あいなめのお造り
むっちりとした身でまずまず。塩、しょうゆで頂けますが塩が好み。
●すずき?と新蓮根、トウモロコシの揚げ物
野菜の甘みが十分引き出されています。
●じゃがいもとトビウオの卵
シンプルなお料理ですが何気にじゃがいもが美味しい。細切りにして炒めたじゃがいもの歯応えも良い感じ。
●水茄子と穴子の煮物
まぐろと鰹のどろっとしたお出汁。単品だと美味しいけど、最後のお料理としては少し重い味付けかな。と言いつつ、ギヴのお連れ様の分まで完食。
●生海苔のお茶漬け
海苔の香りが凄いです。漬物も美味しい。
●桃のグラニテと和三盆のプリン
和三盆のプリンがミルキーで優しいお味。
こちらのご主人は岐阜で12年仕事をされていたということで、岐阜の素材に拘りがあるようです。最近凝った和食が増えている中、素材を生かすようなお皿が多く、野菜がとても美味しい。野菜の甘みが強いので、全体の流れでも甘めに感じられてしまいます。この辺りは好みが分かれるかも。
味はしっかり目でボリュームもそこそこあります。一万円割烹として再訪したいと思わせるお店でした。でも、予約も取りづらくなるのかなあ。
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