♪アイーダ@劇団四季【海】2010/01/12 20:01

今年の演劇始めは、やはり劇団四季から。Desny’sミュージカル「アイーダ」は、古代エジプトを舞台とした『愛』の物語ということもあって、お客様は8~9割女性。今回はS席(9800円)ではなく2階通路後ろのA2席(8000円)を取ってみましたが、中央でとても見やすかったです。

アイーダ1

以下、ネタバレ(あらすじは劇団四季HPを参考にしています)

エジプトの領土拡大を狙い、隣国ヌビア(エチオピア)へ攻め込み勝利を収めます。ヌビア王女アイーダは捕虜の身となりますが、大胆にもエジプトの将軍ラダメスに抵抗を試みますが、敢え無く拘束されてしまいます。その後、アイーダは身分を隠し、ラダメスの婚約者・エジプトの王女アムエリスの侍女として仕えますが、その大胆さにアムネリスの信頼を得ていきます。

凱旋の晩餐会の席で、エジプト王ファラオはアムネリスとラダメスの結婚を宣言しますが、冒険を愛するラダムスは失望を覚えます。落胆するラダムスに、アイーダは挑発的な言葉を投げつけます。気高さを忘れないアイーダに、ラダムスは我が非を認め、その潔さにアイーダも感慨を受け、2人は惹かれあうようになっていきます。

アイーダ2

泣かせ所は多いのですが、やはりラストの部分が感動的なんでしょうか?お隣の女性
は、アイーダの捕虜となりながらも祖国の愛情を忘れないという場面で、号泣されていました。個人的には、アムネリスの婚約者を待ち続ける気持ち、最後に下した決断という部分(ここはオリジナル要素だと思いますが)にぐっと来ました。

舞台としては、他の演目に比べるとシンプルで地味ですが、「陰影礼賛」を思わせるような効果的なライトが印象的でした。大人向けの演目ですね。